どうでもいいこと…
 長年、この業界で飯を食ってると、全国各地にいろんな知り合いが出来る。前のバンドの時…、クラウン時代だな。九州エリアのプロモーターの方がとてもやり手でね。いわゆる現場(CDショップ)の声とかをとても敏感に察知する人だったんだ。その人が組むキャンペーンスケジュールってのがほんと草の根作業っていうか、当時は「えっ?」て思うくらい地味なものだったんだけど、そういう細かいのを拾って来る作業ってのが凄いんだよね。しかもピンポイントでさ、僕たちを応援してくれる見知らぬ地方のお店に連れていってくれるんだ。どこも温かかったし、こういうのって大事だよな〜って思った。

 そんな中に鹿児島の十字屋CROSSがある。店長は僕と同い年。とてもノリのいい元気な奴だ。もちろん朝まで呑み明かしたけど、ほんと飾りっけの無いいい奴!トップがこんな奴だからスタッフもいい奴に決まってる。スタッフの田村さんもほんといい人でね、鹿児島ってさ、アーティストがあまり行けない地域じゃない?だからファンの子達の窓口になってくれて、ノートとかにファンの生の声を書かせてあげてそれを見せてくれたり、鹿児島でこのシーンを盛り上げよう!と、色んな事をしかけたりとかさ…。なんていうのかな、基本的にピュアなんだよね。

 僕も高校生の頃とか、名古屋って意外と、特に海外アーティストとかツアーを飛ばされて「糞っ!」とか思ってたんだけど、鹿児島じゃもっとだよね。そんな中、来てもらいたいって努力、来てもらいたいって気持ちを伝える作業を実際してる人って意外と少ないと思うんだ。それに応えたくて、Laputaも半ば無理矢理鹿児島公演を決めてもらったんだけど、動員は…。ま、そんな事はあの頃どうでも良くって(良くないか・笑)、応えた既成事実を残せた事が今では誇りに思えるんだよね。

 で、長くなったけど、今回、CD特典に鹿児島のお店でサイン色紙ってのがあるでしょ?あれは、今でも十字屋CROSSの店長がソロになっても個人的に僕を応援してくれてるってことなんだよね。みんなにはどうでも良い事だけど、浮き沈みの激しいこの世界、変わらず応援してくれる人っていうのは僕にとっては財産なんだよ。だからあえてお金をかけずに、シンプルに、僕の気持ちが一番ダイレクトに届く事をしたかったんだよね。こんな事しか今の僕には出来ないしさ。 鹿児島のみんなは幸せです。こういうCD屋さんって僕の知ってる限り、数える程しかないからね〜。でも、どこもCD屋さんは頑張ってます!ポチッっていう強敵がいるからね(笑)ポチッってのを否定はしないけど、便利すぎる事に慣れすぎるとつまらないと思うよ。CD屋さんに行くトキメキを、僕はいつまでも忘れたくないな〜と思います。
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by cesspit-factory | 2007-02-13 16:49 | aki's VOICE
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